桜新町、このエリアは多くの人々にとって憩いの場であり、新たなグルメスポットの登場はいつでも歓迎される。
特に今回紹介するのは、「アマムダコタン」のセカンドベーカリーブランドとして新しくオープンした「daco(ダコー)」。
この店舗は、単なるベーカリーとは一線を画す、芸術的な内装と立体的な商品陳列も魅力となっている。
目線と奥行まで考えられた内装なのだろう。
芸術とパン、dacoの世界観
一歩店内に足を踏み入れると、まるでギャラリーのような空間が広がっている。壁面にも様々な種類のパンが丁寧にディスプレイされており、その見た目の美しさに感動すること間違いなし。
また、「都市型ベーカリー」という小型パンの需要を掘り起こし、既存のマーケットで展開するマーケティング力も素晴らしい。
正直、パンのサイズは変わっても手間は同じ。そこにあえて舵を切り、新たなマーケットを創造している。
パンは単に食べるものではなく、視覚からも楽しむことができるアートとして成立しているのもdacoの特徴。
このカンパーニュの陳列は誰も手に取れないくらいインテリアに同化していた。
陳列の秘密
dacoの商品陳列は、ただ美しく見せるためだけではない。
色や形、大きさをバランスよく配置することで、お客様の目を楽しませると同時に、商品の特徴や味わいを引き立てている。
例えば、サクサクのクロワッサンは淡い色合いのパンと並べられることで、その質感や風味がより際立って見える。
また、立体的な階段状の展示方法や照明も工夫されている。
各商品が最も美しく見えるように、照明の角度や色温度が調整されている。
これにより、パンが持つ自然な色や質感を最大限に引き出している。
これだけの種類の商品が全て完全に揃うのは開店わずか5分前。
その準備作業の光景を見ていて感動した。まるで正確な時計のよう。
まとめ
桜新町の「daco」は、パンという食べ物を通じてアートを体感できるユニークなベーカリーとなっている。
次回、桜新町を訪れる際は、ぜひこの美しい商品陳列を楽しみながら、新しいパンの発見をしてみてはいかがだろうか。