福山市に本社を構える物流企業、岡村商運が新たな取り組みを始めました。
それは、輸送時に発生する木製パレットの廃材を利用した「サスティナブル家具」の販売です。
オリジナル家具ブランド「KNOLL -PINE」事業の立ち上げもスタートしました。
この取り組みは、環境保護とサステイナビリティの観点から地元企業の注目を集めています。
岡村商運は、長年にわたり中国地方の物流業界でその名を知られる企業ですが、彼らは単に荷物を運ぶだけでなく、リサイクルや環境に配慮した活動にも力を入れています。
その一環として、木製パレットの廃材を有効活用し、持続可能な家具の開発・販売に取り組んでいます。
この取り組みの背景には、木材の使用量が増える中で廃棄物の処理に課題が生じているという問題意識があります。
通常、物流業界では木製パレットは数回利用した後に使い捨てとなり、大量の廃棄物が発生します。
しかし、岡村商運はこの廃材を捨てるのではなく、再利用して家具として生まれ変わらせることで、廃棄物削減と資源循環の促進を図っています。
サスティナブル家具は、デザイン性と機能性に優れた製品として市場に登場しました。
岡村商運のデザイナーチームと地元福山市の家具メーカーである「TRYNIST(トライニスト)」が木製パレットの廃材をリサイクルし、独創的な家具を生み出しています。
例えば、ダイニングテーブルやチェア、シェルフ、ウエルカムボードなど、幅広いアイテムが取り揃えられています。
この家具は、木製パレット特有の風合いや温かみを生かしつつ、耐久性や安全性にも配慮されています。
また、サステイナブルな素材の利用によって、CO2排出量の削減や森林資源の保護に貢献している点も魅力の一つです。
岡村商運のサスティナブル家具はBASEオンラインストアで購入することが可能です。
中目黒コンサルティングでは引き続きこの取り組みを支援していきます!