皆さん、こんにちは。
今回は、兵庫県南あわじ市での素敵なストーリーをお届けします。
50歳でサラリーマンとして長く働いていた彼が農業者へと転身し、新たな人生の第一歩を踏み出したお話です。
■ 好きなことに未来を感じ、農業への転身へ
多田さんは、京都でサラリーマンとして日々を過ごしていました。しかし、50歳を迎えるにあたり、これからの人生をどう過ごすかを真剣に考えるようになりました。その選択の一つが農業。元々モノづくりが好きで、地に足をつけて生活することに魅力を感じていた彼は、農業の道を歩むことを決意しました。
その一歩を踏み出すために、多田さんは南あわじ市の就農相談会に参加。地域の農業者や専門家との出会いを通じて、新たな可能性を感じました。農業への情熱と、地域での新たな生活を実現するために、彼は大きな一歩を踏み出す覚悟を持っていました。
■ 地域特産「たまねぎ」の収穫作業から始まった新たな人生
多田さんが南あわじ市に移住する前に、彼は地域の特産であるたまねぎの収穫作業を体験しました。最初は大阪からの通いで、週末に作業を行う予定でしたが、収穫作業の体験を通じて予想以上に大きな負担を感じました。そこで、体験先の農家さんのご厚意により、コンテナハウスでの滞在が許されました。その時の経験が、彼の決断を後押しする重要な要素となりました。
■ 地域との絆、農業との向き合い方
多田さんは南あわじ市への移住後、農業を本格的にスタート。親方農家さんからたまねぎとレタスの栽培を任されることになりました。しかし、レタスの成長が想像以上に速かったことから、収穫の遅れに直面。親方農家さんからの厳しい指導を受けながら、農業の難しさを実感しました。
その一方で、地域との繋がりを築くことが、彼の新たな生活に大きな影響を与えています。地域計画の話し合いに参加するなど、地域のイベントや活動に積極的に関わり、地元の農家さんとも交流を深めています。この関係が彼に農地や倉庫の提供を受ける機会をもたらし、農業経営のスタートに弾みをつけました。
■ 新たな道のり、未来への期待
多田さんはサラリーマン時代に培った経験や意欲を農業に活かし、地域の担い手として期待されています。彼の勇気ある転身と地域との絆が交差することで、新たな農業生活が始まりました。農業の難しさや楽しさを共に味わいながら、彼の未来への歩みはますます明るいものとなることでしょう。
兵庫県南あわじ市での多田さんのストーリーは、私たちに新たな人生の可能性と挑戦の大切さを教えてくれます。彼の一歩が、皆さんにも勇気と希望を届けることを願っています。
それでは、次回も素敵なストーリーをお届けしますので、お楽しみに!
今回の玉ねぎの生産者「多田農園」様
〒656-0425
兵庫県南あわじ市榎列大榎列599-6-105
tada.nouen.awaji@gmail.com
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